22日、佐賀競馬場で行われた九州ダービー栄城賞(3歳、ダート2000m・1着賞金400万円)は、真島正徳騎手騎乗の2番人気ダンシングスキー(牡3、佐賀・真島元徳厩舎)がスタートから先頭に立ち、逃げ切って優勝した。勝ちタイムは2分14秒4(稍重)。1馬身差の2着は後方から追い上げた7番人気カンモンカイキョウ、さらに4馬身差の3着には6番人気のギオンスピードが入った。荒尾ダービーを制した1番人気タマノダイキは7着に敗れた。
勝ったダンシングスキーは父デュラブ、母ユーワラフィーネ(その父マルゼンスキー)という血統で、重賞は飛燕賞に続き2勝目。近親に97年中山記念(G2)を制したキングオブダイヤ(父サンデーサイレンス)がいる。昨年8月のデビュー戦を圧勝した後、JRAのかささぎ賞(3歳500万下)に挑戦するも16着に惨敗。前走の荒尾ダービー(3歳、ダート2000m)は、1番人気に支持されたが出遅れが響き4着に敗れていた。通算成績は7戦4勝(内JRA成績1戦0勝)。
なお、栄城賞の優勝馬は7月13日に大井競馬場で行われるジャパンダートダービー(交流G1、ダート2000m)の四国・九州地区出走選定の際に優先される。