現役引退を撤回し、凱旋門賞3連覇を目指す可能性があることが発表されたトレヴ(写真は2014年凱旋門賞優勝時 撮影:高橋 正和)
5日の凱旋門賞で36年(牝馬としては77年)ぶりに連覇を達成した
トレヴ(牝4、仏・C.ヘッドマーレック厩舎)が、一旦表明していた現役引退を撤回し、来年の凱旋門賞で3連覇を目指す可能性があることがわかった。11日、英レーシングポストが報じた。
同馬の陣営は凱旋門賞連覇の翌日に、現役を引退してオーナーの
ジョアン殿下が所有する牧場で繁殖生活に入ることを表明していた。過去に凱旋門賞3連覇を果たした馬はおらず、もし現役続行となれば、この大偉業を達成できるかに世界の注目が集まることとなる。
【プロフィール】
◆
トレヴ(牝4)
厩舎:仏・C.ヘッドマーレック
父:Motivator
母:Trevise
母父:Anabaa
通算成績:9戦6勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2014年凱旋門賞(GI)