迫力のある馬体で豪快に差し切ったコンテナ=東京競馬場
「2歳新馬」(東京4R・芝1400m)
578キロの雄大な馬体が府中の長い直線で躍動した。3番人気の
コンテナ(牡、父サクラバクシンオー、栗東・牧浦)が2歳馬のJRA最高馬体重V。従来の記録(02年9月22日の新潟新馬戦を勝った
ムーンロケット=576キロ)を12年ぶりに更新した。道中は中団やや後方を追走。直線に入ってもまだ後方だったが、大外からグイグイと脚を伸ばして一気に差し切った。勝ちタイムは1分24秒0。3/4馬身差の2着は5番人気の
トゥルームーン。1番人気の
ロートリンゲンは、さらに半馬身差の3着だった。
ベリーは「かなりの大型馬だけど、重苦しさはなく、直線で外へ出したらジリジリと長くいい脚を使って差し切ってくれた。まだ線の細さがあって、そのあたりがしっかりしてくればもっとやれそう」と伸びしろを感じていた。