「2歳新馬」(京都5R・芝2000m)
素質馬ぞろいの新馬戦を制したのは2番人気のディープインパクト産駒
シャイニングレイ(牡、栗東・高野)。スタート直後は先頭に立ったが、1番人気の
クロイツェルが途中からハナへ行く展開。差のない2番手でレースを運ぶと、いつでも逃げ馬をかわせる余裕の手応えで4コーナーへ。そのままあっさり抜け出すと後続を突き放し3馬身半差をつけてゴール。母シェルズレイは06年チューリップ賞、ローズSで2着など牝馬3冠戦線で活躍。血統的にも飛躍が期待される1頭が勝ち上がった。勝ちタイムは2分4秒1。離れた2着争いは接戦。内で粘る
クロイツェル、外から迫る5番人気の
アドマイヤスカイだったが、首差で前者に軍配が上がった。
川田は「最後、少し動かしたくらいですね。非常にいい内容で勝てたし、すごく楽しみな馬が出てきました」と絶賛していた。