2番手でレースを進めたホッコータルマエが早め先頭からナムラビクターらを振り切り優勝、悲願の中央GIタイトルを手に入れた
7日、中京競馬場でチャンピオンズC(3歳上・GI・ダ1800m)が行われ、2番手でレースを進めた幸英明騎手騎乗の2番人気ホッコータルマエ(牡5、栗東・西浦勝一厩舎)が、直線早々に先頭に立ってそのままゴールまで押し切り、先団の後ろから差を詰めてきた8番人気ナムラビクター(牡5、栗東・福島信晴厩舎)を1/2馬身退けて優勝した。勝ちタイムは1分51秒0(良)。
さらに3/4馬身差の3着に3番人気ローマンレジェンド(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。なお、1番人気コパノリッキー(牡4、栗東・村山明厩舎)は12着に終わった。
勝ったホッコータルマエは、父キングカメハメハ、母マダムチェロキー、その父Cherokee Runという血統。交流GIでは5勝を挙げていたものの、ジャパンCダートでは2年連続3着、今年2月のフェブラリーSでも2着と勝ち星を手にできないでいたが、ここでついに念願の中央GI制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆ホッコータルマエ(牡5)
騎手:幸英明
厩舎:栗東・西浦勝一
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
母父:Cherokee Run
馬主:矢部道晃
生産者:市川ファーム
通算成績:27戦13勝(重賞10勝)
主な勝ち鞍:2013年JBCクラシック(GI)
【勝利ジョッキー・幸英明騎手のコメント】
ホッコータルマエが中央のGIを勝つことができてホッとしています。(スタートは)ゲート次第だと考えていましたが、思いの外いいポジションが取れました。直線向いた時もまだ手応えはありましたが、横からも他馬が来ていましたので必死の思いでした。(2008年高松宮記念以来の)僕自身の中央GI制覇はもちろん嬉しいですが、この馬が勝ってくれたというのが一番良かったです。