スムーズな競馬でオープン入りを決めた。中山9R・黄梅賞(芝1600m)は戸崎圭騎乗の2番人気
ダイトウキョウ(美浦・戸田)が好位追走から抜け出しV。3番手の外で流れに乗って道中をパス。5F通過が61秒1とスローの逃げに持ち込んだ4番人気の
エイブルボス(2着)をきっちり首差かわしてゴールした。勝ちタイムは1分36秒4。さらに3/4馬身差の3着は3番人気の
ニシノクラッチ。1番人気の
マリオーロはそこから鼻差の4着。内で詰まって満足に追えず脚を余す形だった。
新馬戦でのちの最優秀2歳牡馬
ダノンプラチナを破った素質馬。戸崎圭は「スローペースでもうまく我慢ができた。最後もしっかり伸びてくれたね」とうなずく。戸田師は「距離は短い方が良さそう」と次戦はファルコンS(21日・中京、芝1400m)へ向かう予定だ。