18日、旭川競馬場で行われたリリーC(2歳牝・ダート1000m、1着賞金100万円)は、渋谷裕喜騎手騎乗の4番人気ビーボーン(牝2、北海道・米川昇厩舎)が、中団追走から直線で外へ出すと、連れて追い込んだ9番人気スマイルヒメの追撃をクビ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分02秒9(良)。さらにクビ差の3着には3番人気シャンハイオークスが入った。
勝ったビーボーンは、父テンビー、母コンアモール(その父アサティス)という血統。祖母に81年桜花賞馬ブロケード、従兄弟に99年グランシャリオC(交流GIII)を制したマイシーズンがいる。5月のデビュー戦を6馬身差の圧勝で飾るも、その後は苦戦が続き、前走JRA新潟競馬場で行われたマリーゴールド賞(2歳OP)では6着に敗れていた。今回が重賞初制覇で、通算成績6戦2勝となった。