実績上位のバウンスシャッセに藤沢和師は好感触「体調は変わらずいい」/マーメイドS

2015年06月11日 12:00

 ヴィクトリアM13着から巻き返しを狙うバウンスシャッセは美浦Wで追われた。スタートしてから4角まではモヤのため内容は確認できなかったが、直線では誘導役のミッキーユニバース(3歳500万下)の内に潜り込み、最後は馬体を並べてフィニッシュ(モヤのため計時不能)。軽快な脚さばきを披露した。

 騎乗した杉原(レースはM・デムーロ)は「余裕を持って走っていた。直線での手応えも十分だったし、動きは良かった」と出来の良さを伝える。藤沢和師も「体調は変わらずいい」と好感触だ。

 前走は見せ場すらつくれなかった。指揮官は「府中だからマイルでも問題ないと思っていたけど…」と振り返る。久々のマイルの流れに戸惑った。また、逃げ、先行馬有利の展開にも泣かされた。その点、今回は走り慣れた2000m戦。「いい距離だよ」と歓迎する。

 阪神コースは初となるが「問題はない」と師はうなずく。重賞2勝の実績は今回のメンバーでは上位。前走の雪辱を誓う。

 オークス4着のアースライズの最終追い切りは、見習い騎手を背に栗東坂路で単走。序盤は馬なり、ラストも鞍上が軽く促す程度のソフトな内容となった。4F55秒3-40秒5-12秒7。安藤助手は「先週もしっかりとやっているし、上がり重点という指示。いい感じでしたね。オークスは体のラインがギリギリでしたが、今はカイバを食べているのが大きなプラス」と好感触だった。

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