7月5日(日)に中京競馬場で行われるCBC賞(GIII・芝1200m)に出走予定のベステゲシェンク(牡5・美浦・古賀慎明)について、土谷智紀調教助手に話を聞いた。

「前走のオーシャンS(GIII・芝1200m・3着)後は放牧に出ました。CBC賞を目標に戻して調整してきましたが、特に悪いところもなく順調に来ています。今週(6/24)はウッドチップコースで併せ馬で追い切りました。1週前としては時計的にも十分ですし、動きも良かったです。中京の1200mは、3走前(クロフネC・1600万下)にも勝っていて結果も出ていますので、相性は良いと思います。右回りでも走っていますけど、勝ち星はすべて左回りですから、馬にとっては左回りの方が走りやすいのかもしれませんね。ゲートは一時期落ち着かない面もありましたが、今は練習でも問題はなく心配はしていません。道中の折り合いもつきますし、良い末脚を使える馬なので、今回も期待しています」

　また5月24日(日)に新潟競馬場で行われた韋駄天S(OP・芝1000m)に優勝したフレイムヘイロー(セン7・美浦・蛯名利弘)は、6月24日(水)に美浦トレセンに帰厩。この馬の調整パターンの、いわゆる10日競馬でCBC賞に向かう。(取材・写真：佐々木祥恵)