現地時間18日、愛・カラ競馬場で行われた愛ナショナルS(2歳牡・牝、愛G1・芝7f)は、K.ファロン騎手騎乗の圧倒的1番人気(約1.2倍)ジョージワシントン George Washington(牡2、愛・A.オブライエン厩舎)が、4番人気ゴールデンアロー Golden Arrowに2馬身差をつけ完勝した。勝ちタイムは1分23秒70(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気ヒートシーカー Heatseekerが入った。
勝ったジョージワシントンは、父デインヒル、母Bordighera(その父Alysheba)という血統の愛国産馬。半兄に02年愛チャンピオンS(愛G1)などG1を3勝、02年欧州最優秀古馬にも選出され、新冠・優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を送っているグランデラ(牡7、父Grand Lodge)がいる。芝5fのデビュー戦は3着に敗れたが、続くメイドン(芝6f)に勝利すると、レイルウェイS(愛G2)、フィーニクスS(愛G1)と3連勝でG1初制覇を達成していた。通算成績5戦4勝(G1・2勝)。