トルコのナショナルスタッドで死亡したユートピア(写真は2004年ジャパンカップダート出走時、撮影:下野雄規)
日本で交流GIを4勝し、その後UAEに移籍したユートピアが6日、繋養先のトルコのナショナルスタッドで死亡した。15歳だった。
同馬は父フォーティナイナー、母ドリームビジョン、その父ノーザンテーストという血統。2002年に競走馬としてデビューし、04・05年のマイルCS南部杯連覇など、交流GIを4勝した。06年にはドバイのゴドルフィンマイル(GII)で日本調教馬初の海外ダート重賞制覇を果たし、その活躍を受けてUAEのゴドルフィンに移籍。米国で3戦1勝の成績を挙げた。
引退後は米国で種牡馬生活を送っていたが、昨年トルコに売却され、当地に移動していた。