6日、大井競馬場で行われた東京記念(3歳上、南関東G2・ダート2400m、1着賞金3000万円)は、的場文男騎手騎乗の1番人気ボンネビルレコード(牡3、大井・庄子連兵厩舎)が、中団後方を追走し、直線で大外に持ち出すと、抜け出しを図った6番人気ウエノマルクンを3/4馬身差し切り優勝した。勝ちタイムは2分33秒3(不良)。さらに2馬身差の3着には5番人気トウケイファイヤーが入った。
勝ったボンネビルレコードは父アサティス、母ダイワスタン(そのマルゼンスキー)という血統。昨年10月の2歳新馬(大井・ダート1000m)でデビュー勝ち。その後、勝ち星を挙げられなかったが、掲示板を外さない堅実な走りで、今年の羽田盃で5着、東京ダービーで4着(共に南関東G1)、ジャパンダートダービー(交流GI)ではカネヒキリ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)の3着と好走している。前走の黒潮盃(南関東G2)でも、大外からの差し切り勝ちを決めて重賞初制覇を達成していた。通算成績12戦3勝(重賞2勝)。
鞍上の的場文男騎手は昨年のシャコーオープンに続き連覇を達成し、同レース7勝目。管理する庄子連兵調教師は88年ダッシュホウショウ以来の勝利で同レース2勝目となった。