余裕しゃくしゃくのVを決めたロワアブソリュー(左)=阪神競馬場/b>
「2歳新馬」(阪神5R・芝1800m)
後続を突き放し、3番人気のゼンノロブロイ産駒
ロワアブソリュー(牡、栗東・須貝)が1分50秒2のタイムで快勝した。途中からペースを握ると、最後の坂でリードを広げる強い内容。2馬身半差をつけて、フィニッシュを決めた。異父姉は13年函館スプリントS2着など芝の短距離戦線で活躍したシュプリームギフトで、異父兄
ベステゲシェンクも今年のオーシャンSで3着している。なお、大外枠発進の1番人気
ミッキーロケットは中団で道中は外を回る形。直線では脚を伸ばしたが、接戦となった2着争いを制するまでだった。中山牝馬Sを連覇(11、12年)した
レディアルバローザの全妹で4番人気だった
エンジェルフェイスがさらに首差の3着だった。
M.デムーロは「すごい脚。物見をしていたが、直線は頑張ってくれたね」と称賛。須貝師は「厩舎ゆかりの血統(異父姉は13年函館スプリントS2着のシュプリームギフト)で、何とかしなければと思っていた」とうなずいた。