クイーンCから始動する昨年の2歳女王メジャーエンブレム(撮影:佐々木祥恵)
昨年の2歳女王
メジャーエンブレム(牝3・美浦・田村康仁)が、クイーンC(2/13・GIII・芝1600m)から始動する。放牧先から帰厩後、1月28日(木)、坂路で初時計を出した。追い切り後の田村調教師のコメント。
「今回はウッドチップコースと坂路を織り交ぜて調整をしています。馬体重はプラス10キロくらいですが、ノーザン
ファーム天栄でも週2回追ってきていますし、体はシュッとしていますね。今日は坂路で追い切りましたが、予定通りで問題ありません。気持ちの方も落ち着いています。この馬の兄(
メジャープレゼンス)は去勢していますが、この馬はそのキツい面が良い方向に出ています。
2走前(アルテミスS・GIII・2着)で掛かって先頭に行ってしまいましたが、教えれば次の競馬ではちゃんとできていました。乗り手が教えたことを理解してくれますし、これまで4戦しか経験していないわりには、いろいろなことをよくわかっていると思います。レースを使ってノーザン
ファーム天栄に放牧、戻ってきてまたレースというパターンがうまく行っていますし、前走の阪神の輸送でも馬体減りもありませんでした。この先も栗東に滞在せず、このパターンでいくつもりです。今回もコントロールがきいていますし、来週はコースで追う予定です」
(取材・写真:佐々木祥恵)