ダートに替わって、準オープンで2着2回と好走しているイントロダクション(撮影:佐々木祥恵)
3月2日(水)に川崎競馬場で行われる第62回エンプレス杯(JpnII・ダ2100m)に美浦からは、
イントロダクション、
タマノブリュネット、
ヴィータアレグリアの3頭が出走を予定している。管理する各調教師のコメント。
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イントロダクション(牝5・美浦・鈴木伸尋)について、鈴木調教師。
「今週(2/24)はポリトラックで単走で追い切りました。競馬を使ってきていますが、良い感じで来ています。あまりやると
テンションが高くなりますし、この後は時計は出しません。東京の1600mでも掛かるところがありますが、今回は小回りでコーナーがありますし、距離が2100mに延びても大丈夫だと思います。
準オープンに昇級してから芝で2戦走って2桁着順でしたから壁があるのかなと思っていましたが、ダートに替わって走ってくれました。強い馬が1頭(
アムールブリエ・牝5)いますが、メンバー的には十分チャンスがあると思いますし、今後のことも考えると賞金加算をしたいですね」
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タマノブリュネット(牝4・美浦・高柳瑞樹)、
ヴィータアレグリア(牝5・美浦・高柳瑞樹)について、高柳調教師。
「
タマノブリュネットは、この舞台を使いたくてエンプレス杯を目標に乗り込んできました。そんなにためて末脚を生かすタイプではないですし、2100mに距離が延びるのはプラスに出るのではないかと思います。1頭強い馬がいますけど、チャンスはあると思いますし、良い競馬をしてほしいです。
ヴィータアレグリアは前走から少し間隔はあきましたが、出走できるのではないかと思って調整してきましたので、仕上がりは良いですね。小回りで好走歴がありますし、川崎でも機動力を生かせるのではないでしょうか。ダート競馬が良いのは確かですが、ここにきて本格化してきました。ここは格上挑戦になりますが、チャレンジ精神で臨みたいです」
(取材・写真:佐々木祥恵)