クリンチャーなど、日本ダービー1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

2017年05月17日 11:30

日本ダービーに向けた1週前追い切りをCWで行ったクリンチャー(撮影:井内利彰)

 皐月賞は直線先頭に立ち、見せ場十分のレースで4着のクリンチャー(栗東・宮本博厩舎)。ここで日本ダービー(5月28日・東京芝2400m)に向けた優先出走権を確保。レース後は大一番に向けて、じっくりと調整されているが、今朝17日はCWコースで1週前追い切りを行っている。

 藤岡佑介騎手が跨り、単走の内容。コースには正面入口から入場したが、2コーナーあたりでは、速くなりすぎないように鞍上も慎重にコンタクト。しかし、馬もそのあたりはきっちり理解しており、6F標識を過ぎるまではゆったりとした走り保っていた。

 ストライドの大きな走りで、コーナーでの加速よりも最後の直線での加速が目立つ。時計は6F82.7〜5F67.5〜4F53.0〜3F38.5〜1F12.2秒。ゴールに向かって、ぐんぐんと加速していく走りは非常に印象的だった。

 皐月賞3着で優先出走権を確保したダンビュライト(栗東・音無秀孝厩舎)は中間放牧に出されて、今朝が坂路馬場での3本目の追い切り。サンライズノヴァとの併せ馬だったが、テンから速いラップを刻んでいき、最後までどちらも譲らずといった形でゴール。時計は4F51.7〜3F37.8〜2F25.0〜1F12.6秒とかなりしっかり負荷をかけてきた。

 きさらぎ賞の勝ち馬アメリカズカップ(栗東・音無秀孝厩舎)も日本ダービーに向けた1週前追い切り。坂路馬場でプレスアテンションを追走する内容だったが、時計は4F54.0〜3F39.4〜2F25.6〜1F12.7秒。こちらは負荷をかけるというよりも、終始軽めといった内容だった。

(取材・写真:井内利彰)

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