飛躍誓う2年目・富田「一番大事な一年」

2018年02月02日 07:30

 先週の日曜は中京で3勝の活躍だった富田

 栗東トレセンでは、昨年4月に競馬学校へ入学した36期生が研修を受けている。その光景は若手ジョッキーにも刺激を与える。「もうすぐ下(34期生)も入ってくるし、一番大事な一年だと思っています。変化のある年にしたい」。デビュー2年目を迎える富田暁騎手(21)=栗東・木原=がうなずく。

 先週、日曜の中京では3勝を挙げ、2着が2度。1番人気馬をしっかりと勝たせ、12番人気馬で2着と穴をあけるなど、活躍が目立った。「取りこぼしたレースもあるので、そのあたりが課題。今は3キロ減もあって乗せてもらえている。減量がなくなっても乗せてもらえるように、常に崖っぷちの気持ちでいます」と満足することはない。

 12年に騎手を引退し、3月に厩舎を開業する武英智調教師には、常にアドバイスを求め、「今の自分があるのは英さんのおかげ」と感謝する。今週は所属厩舎の馬で、自身が新馬戦Vに導いたマルモマリアでエルフィンSに挑む。「スピードのある馬。ここで勝負できればクラシックを目指せると思うので」。飛躍を誓う21歳の若武者に注目したい。(デイリースポーツ・井上達也)

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