父に記念すべき、JRA初勝利を届けたいファートゥア
「新馬戦」(8日、東京)
13年菊花賞、14年
ジャパンCを制覇し、現2歳世代が初年度産駒となる
エピファネイアが、いきなり注目馬を送り出す。
土曜東京5R(芝1400メートル)に出走する
ファートゥア(牝、美浦・手塚)で、母アロマティコは12年秋華賞3着、13年エリザベス女王杯3着と、重賞戦線で活躍した。手塚師は4日「気性的にカッとなりやすいが、牧場で乗り込んできて、やれば動く。いい
スピードがありそうで、ケイコ通りの走りができれば」と期待を寄せる。
5月29日の1週前追いでは、美浦Wの3頭併せで5F69秒5-39秒8-13秒0を計時。母譲りの栗毛の馬体をなびかせ、
スターフィールド(4歳1勝クラス)と併入し、
ルヴォワール(5歳2勝クラス)には大きく先着。仕上がりも上々だ。
平塚助手も「気が良く、走りも上々。ゲートも速いですよ」と好感触を伝える。鞍上にはルメールを配し、万全の態勢が整いつつある。父に記念すべき、JRA初勝利を飾ってみせる。