スワーヴリチャード、宝塚記念1週前追い切り速報/栗東トレセンニュース

2019年06月12日 11:45

前走の出国前よりリラックスして走れているスワーヴリチャード(撮影:井内利彰)

 前走ドバイシーマクラシックでは3着だったスワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎)。ノーザンFしがらきから栗東へ5月28日に帰厩し、宝塚記念(6月23日・阪神芝2200m)に向けて調整中。今朝12日はレースでも騎乗予定のM.デムーロ騎手が跨って、1週前追い切りを行っている。

 CWコースでダイシンカローリを追走する内容。向正面へ入る地点では1秒以上の差はあったが、それを追いかけて行きたがるような素振りは見せていなかった。スムーズな追走で大きな差を保ったまま、最後の直線へと向いていく。

 ここでも一気には加速せず、外を回って、じわりじわりと前との差を詰める感じ。この馬独特の頭は高いながら、しっかりと推進するフットワークで手応えは持ったまま。併せた相手との差は歴然とした感じで、追い抜いていってしまう。

 時計は6F81.3〜5F66.1〜4F51.7〜3F37.5〜1F12.0秒。久しぶりに力むことなく走れている姿を見た感じがするし、海外遠征帰りになるが、むしろ出国する前よりもリラックスして走れている印象。大阪杯で初GI制覇となったように、阪神競馬場という舞台には縁がある馬なのかも知れない。

(取材・文:井内利彰)

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