夏のローカル開催は波乱の宝庫。不確定要素が多く、激走馬さえ見つけられれば、帯封を手にするチャンスも格段に増えるはず(写真はイメージ)
近年、競馬界にもさまざまなAI(人工知能)予想が登場するようになったが、競馬は人知の及ばない「馬」が絡むギャンブルゆえ、蓄積されたデータを機械的に処理して買い目だけを輩出するAI予想を目にする場面が増えたのは、ある意味、必然の結果ともいえる。
『netkeiba』がプロデュースした『Aiエスケープ』も、そうしたAI予想のひとつ。膨大なデータを人工知能によって機械学習させた「ペース」重視型のAI予想で、コースや相手関係からペース、脚質を予測。それらのデータをもとに最終着順まで完全予測している。詳細は
こちら 年間収支では110%、ここまで50万超のプラス収支をマーク。もちろん、直近1カ月の回収額でも並み居る『ウマい馬券』の猛者を押しのけて断トツのトップ。先週の小倉記念では早くも2本目の帯封を仕留めた。
本命に抜擢したのは、6番人気で2着のサトノガーネット(予測ペース指数1位)。連下に13番人気で3着のアウトライアーズ(同指数4位)、特注に10番人気で勝ったアールスター(同指数7位)をピックアップし、今回も3連複での帯封と相成った。結果は
こちら 予測ペース指数順位と人気が比例していないところがこのAI予想の強みで、今週の札幌記念では平均ペースより少し遅いペースとジャッジ。そこからはじき出した本命はノームコア。前走・前々走のタイムが優秀、獲得賞金が高く騎手・調教師の成績も良い点を評価。2000mも3戦して着外なしと安定しており、萩原厩舎の馬と矢作厩舎の馬が一緒に出走する際は、萩原厩舎のほうが成績が良いというデータも後押しし、本命馬となった。
一方、危険馬な人気馬はポンデザール。追い切りのタイムが少し遅いことと、勝っているレースの走りからも2000mでは距離が短いと判断している。小野厩舎と堀厩舎の馬が一緒に走ると小野厩舎の馬が好走することが多く、相性が悪いというデータもあり、ここで狙うのは危険だといえそうだ。
CBC賞に始まり、中京記念、函館記念、そして先週の小倉記念と大波乱が連続し、函館2歳S、クイーンSでも2ケタ人気馬が勝利。3連単で100万を超える馬券が連発している今夏の重賞は、人知を超越した『Aiエスケープ』の予想から目が離せない。