【門別競馬情報】道営記念H1の有力候補に名乗りを挙げるのは?同じ舞台2000mで争われる「第6回 旭岳賞H2」/地方競馬情報

2020年09月10日 12:30

転入3連勝で重賞2勝目を狙うルールソヴァール(写真は18年佐賀記念優勝時、撮影:稲葉訓也)

 ルールソヴァールが転入3連勝で重賞2勝目を飾るのか、前走その2着に敗れた2018羽田盃SI勝ちヤマノファイトが雪辱し重賞7勝目を決めるのかーー。この2頭が人気の中心となりそうなのが、今夜のメイン(最終)12R「第6回 旭岳賞H2」(2000m外回り。JBC協会協賛「クリエイターII」賞)です。

 シーズンを締めくくる大一番「道営記念H1」と同じ、門別のチャンピオンディスタンス「2000m」で争われるのですが、この舞台に移されたのは一昨年から。以降の2回はいずれもスーパーステションが圧勝、その着差も一昨年はドラゴンエアルに4馬身、昨年がオヤコダカに8馬身で、文字通りの独壇場だったわけですが、今年はそのスーパーステションが次走予定「瑞穂賞H2」ということで不在。昨年2着のオヤコダカも次走は「平場回りを予定している」(米川昇師)ということで出走せず、今回が転入3戦目となる元JRAオープン馬メイショウウタゲ、王冠賞H2で3歳三冠ラストを獲り遠征の大井・黒潮盃SIIでも2着に食い込んだコパノリッチマンら“新勢力”が上位人気を占めそうなメンバー構成となりました。

 このほか、オッズ的には“伏兵”といった評価に留まりそうな各馬も「地力の差」は大きくは開いていない印象。3年前の道営記念H1勝ち馬で昨年も3歳馬リンノレジェンドの2着に食い込んだステージインパクト、今季初戦の重賞コスモバルク記念H2を制し“古豪健在”をアピールした9歳馬ドラゴンエアルらが上位進出をうかがいます。

 上位人気を分け合いそうなルールソヴァールヤマノファイトは、前走こそルールソヴァールが順調に使われてきた強みを生かし、船橋からの再転入初戦にして3月船橋のダイオライト記念JpnII(7着)以来5ヵ月ぶりの復帰戦だったヤマノファイトを退けましたが、今回は同馬が前走から大きな上積みある可能性が高い中での再戦となります。昨年1月には、報知オールスターカップSIII(川崎2100m)を早め先頭からタービランスとの長い追い比べを制しており、2000mへの延長は全く問題ないでしょう。

 ルールソヴァールも、今回はH2重賞ということで斤量が前走の「58キロ」から1キロ減り「57キロ」となるのは有利。再びヤマノファイト以下を退け、道営記念H1の有力候補に名乗りを挙げる可能性も十分にありそうです。

 第6回旭岳賞H2の発走時刻は20時35分。ゲートインを楽しみをお待ちになって下さい!

(文:ひだか応援隊)

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