10日、船橋競馬場で行われた船橋記念(南関東G3)で、内田博幸騎手騎乗のプライドキム(牡5)が優勝。この勝利で、同馬を管理する船橋・川島正行調教師(59)は、地方通算700勝を達成した。90年の調教師デビューから2410戦目での達成となった。

　同調教師は64年に騎手として、船橋・林正夫厩舎からデビュー。77年〜79年のダイオライト記念3連覇など、87年までに通算6668戦786勝を挙げた。90年に調教師としての初出走を果たすと、04年、05年東京大賞典(アジュディミツオー)、03年帝王賞(ネームヴァリュー)、05年東京ダービー(シーチャリオット)、04年東京ダービー(アジュディミツオー)、98年東京ダービー(アトミックサンダー)、97年東京ダービー(サプライズパワー)など南関東の大レースを多数勝利し、NARグランプリでは06年も含め、5年連続7度の最優秀調教師賞を受賞。98年、00年、01年、02年、04年、05年、06年に南関東リーディングを獲得し、昨年は自身初となる年間100勝を達成した。通算成績2411戦700勝(JRA18戦0勝)。