日経賞、ネヴァブションが初重賞制覇

2007年03月24日 15:40

 24日、中山競馬場で行われた日経賞(4歳上、GII・芝2500m)は、北村宏司騎手騎乗の3番人気ネヴァブション(牡4、美浦・伊藤正徳厩舎)が中団追走から徐々に進出し、2番人気トウショウナイトに1/2馬身差をつけ差し切った。勝ちタイムは2分31秒8(良)。さらにクビ差の3着に1番人気マツリダゴッホが入り、昨年のエリザベス女王杯(GI)勝ち馬フサイチパンドラは9着に敗れた。

 勝ったネヴァブションは父マーベラスサンデー、母パールネックレース(その父Mill Reef)という血統。伯父に種牡馬ミラーズメイト(父Mill Reef)がいる。

 05年10月にデビューし、3戦目(東京・芝2000m)で初勝利。昨年は京成杯(GIII)3着と重賞での好走もあったが、春のクラシックの出走は叶わなかった。9月の九十九里特別(1000万下、中山・芝2500m)を勝ち出走した菊花賞(GI)は10着に敗れたが、今年に入ってからは迎春S(1600万下、中山・芝2500m)を5馬身差、白富士S(OP、東京・芝2000m)を1分58秒3の好タイムで連勝しており、3連勝での重賞初制覇となった。通算成績19戦6勝(重賞1勝)。

 鞍上の北村宏司騎手はクイーンC(GIII、イクスキューズ)に続くJRA重賞制覇で今年2勝目、通算11勝目。管理する伊藤正徳調教師は中山記念(GII、ローエングリン)に続くJRA重賞で今年2勝目、通算19勝目。

 なお、マーベラスサンデー産駒はシルクフェイマス(AJCC-GII、京都記念-GII、日経新春杯-GII)に続く2頭目のJRA重賞勝ち馬で、通算4勝目となった。交流重賞勝ち馬にはラヴァリーフリッグ(マリーンC-交流GIII)がいる。

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