【園田オータムTレース後コメント】エコロクラージュ吉村智洋騎手ら

2022年09月08日 18:50

2番人気のエコロクラージュ(吉村智洋騎手騎乗)が勝利(c)netkeiba.com、撮影:稲葉訓也

 第5回兵庫オータムトロフィーが8日、園田競馬場(曇り、良)のダート1700mに10頭が出走して行われた。好位のインコースを回った2番人気のエコロクラージュ(吉村智洋騎手)が、逃げた8番人気のウインドケーヴを内から差し切って優勝。勝ちタイムは1分52秒1だった。

 2着にウインドケーヴ、3着に5番人気のアンサンが入った。1番人気の兵庫ダービー馬・バウチェイサーは、2番手追走から4コーナーで失速して6着だった。

 エコロクラージュは兵庫・保利良平厩舎所属の3歳牡馬。父はコパノリッキー、母はバヤル(母父フレンチデピュティ)。これでデビューから無敗の6連勝で、初の重賞制覇を飾った。

【レース後のコメント】
1着1番エコロクラージュ(吉村智洋騎手)
「(控えるレースをした)前走が終わった時点でセンスのかたまりと感じていました。ですから、チャレンジャーではありますが、良い競馬をしてくれると思っていました。休養前は馬もイラつきがありましたが、今日はレース前も落ち着いていました。

 スタートしてのポジションは理想通り、内でしっかり脚をためることが出来ました。道中は終始良い手応えでした。最後は(逃げていた)川原騎手がステッキを内に持ち替えたので、内が開くと思いインを突きました。完勝でした。まだまだ荒削りで気分屋なところがあります。使い込んだらイライラするところもあります。それを含めてもセンスのある素晴らしい馬です」

2着2番ウインドケーヴ(川原正一騎手)
「ゲートはタイミングがピッタリでした。ただ、最後は伸びそうで伸びないところがあります。でも、今日は最後まで集中して走ってくれました。前に勝った時は集中していませんでしたからね。成長を感じます」

3着3番アンサン(大山真吾騎手)
「最近1400mで折り合いをつけるレースをしていたことが生きてきました。ダービーで折り合いをか欠く面がありましたが今日はそのようなところがありませんでした。この感じなら距離も大丈夫だと思います」

4着7番ベラジオサキ(鴨宮祥行騎手)
「最後はしっかり脚を使ってくれました。初めての一線級相手でも力のあるところを証明してくれました。今後の成長が楽しみです。頑張って欲しいです」

5着4番シュルヴィーヴル(広瀬航騎手)
「展開的にできればもう少し流れて欲しかったですね」

(取材:檜川彰人)

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