重賞初挑戦の前走フェアリーSは8着だったイコノスタシス(ユーザー提供:totthiさん)
モーリス産駒の
イコノスタシス(牝3、美浦・古賀慎明厩舎)がフィリーズレビュー(3歳・GII・阪神芝1400m)に参戦する。
このレースに縁の深い血統だ。祖母ハッピーパスは01年に
ローズバドの2着。それから21年経った昨年、半姉の
サブライムアンセム(父
ロードカナロア)が鮮やかな差し切りを決めたのは記憶に新しい。また、父
モーリスは2年前の覇者
シゲルピンクルビーを輩出。そう考えると、
イコノスタシスほどフィリーズレビューを勝つにふさわしい血統構成の馬もいないだろう。
重賞初挑戦だった前走のフェアリーSは好位で力んだこともあって、直線で脚が鈍って0秒7差の8着。この一戦を見る限り、初の1400mはプラスに働くはず。圧倒的に距離短縮組が好成績の一戦。1年前の姉と同じく、妹も1F短縮で重賞初制覇といきたい。