【京都新聞杯】近年穴連発の社台ファーム生産馬 オメガリッチマン&シェイクユアハートに要注目

2023年05月04日 08:45

前々走の京成杯では最低人気ながら2着に健闘したオメガリッチマン(ユーザー提供:totthiさん)

 京都新聞杯(3歳・GII・芝2200m)は社台ファーム生産馬が強い。この時期の施行となった00年以降に限れば[8-4-5-18]の勝率23%、複勝率49%。回収率は単勝が264%、複勝でも176%ある。また、近年は伏兵の活躍が目立ち、18年に7番人気のステイフーリッシュ、19年に11番人気のレッドジェニアル、そして昨年は8番人気のアスクワイルドモアが勝利。“どうして京都新聞杯に強いのか”と聞かれれば返答に困るが、これだけ長い期間、人気馬も伏兵も好走しているのだから、注目に値する。

 今年はオメガリッチマン(牡3、栗東・安田翔伍厩舎)とシェイクユアハート(牡3、栗東・宮徹厩舎)の2頭がエントリーしてきた。オメガリッチマンは前々走の京成杯で2着の実績馬。前走の毎日杯は残り200mで前が詰まる場面があったが、それでも0秒5差の6着に肉薄。一戦ごとに力を付けていることは間違いない。一方、シェイクユアハートは実績で見劣るものの、ハーツクライ産駒らしく息の長い脚を使えるタイプ。上がりがかかる展開になれば出番があっていい。

 近年のトレンド通り、今年も社台ファーム生産馬が高配の使者となるのか。この2頭を押さえておいて損はないはずだ。

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