3頭併せで活気あふれる動きを見せたアスコリピチェーノ(左)=撮影・園田高夫
「新潟2歳S・G3」(27日、新潟)
アスコリピチェーノは23日、美浦Wで3頭併せ。直線で大外に進路を取ると、活気あふれる脚取りで真ん中の
サファル(5歳1勝クラス)を1馬身半差抜き去り、最内の
シアブリス(2最新馬)に半馬身差まで迫ったところがゴールだった。
タイムは6F82秒6-37秒8-11秒7。黒岩師は「動きは余力十分でした。懸念していた気持ちの高ぶりや馬体減もないですね。状態も良く、いい調教ができています」と納得の表情を浮かべる。
6月の新馬戦は道中11番手から豪快な差し切りVを決めた。「イメージと違って最初は進んでいかなかったけど、最後はいい脚を使ってくれた。落ち着きもあるので、今の状態なら外回りの新潟マイル戦にも対応できるはず」と指揮官は、無傷2連勝での重賞制覇をにらんでいた。