【地方競馬】ミスカッレーラが無傷の3連勝で重賞初制覇

2023年11月07日 22:02

 ローレル賞を制したミスカッレーラ

 「ローレル賞・S2」(7日、川崎)

 単勝1・7倍の人気に応えて、船橋のミスカッレーラが無傷3連勝で重賞初制覇。2着には唯一、ホッカイドウ競馬から遠征してきた3番人気のアメリアハート。3着には2番人気の大井スピニングガールが入り、上位3頭が「東京2歳優駿牝馬・S1」(12月31日・大井)の優先出走権を獲得した。

 船橋の大器ミスカッレーラが、難なく初のタイトルを手にした。好スタートから逃げたテルオールの2番手に収まると、道中もリズムのいい走り。直線を向いて早々にこれをパスすると、外からホッカイドウ競馬のアメリアハートの襲撃もきっちりしのぎ切った。「4角で少しフワッとしたけど、2着馬が来たらもうひと伸びしてくれた」と御神本。最後まで余裕の手応えでフィニッシュを決めた。

 これで負けなしの3連勝。初コンビで重賞ウイナーへと導いた鞍上は「デビュー戦から見ていたけど、スケールの大きな馬だと思っていた。きょうは初コースと初ナイターだったけど、人気にも応えてくれて感謝している」と満足そう。

 川島一師も思いは同じだ。「前走を勝ってすぐに、ここを使おうとオーナーと話して夏場は休養させた。休み明けだったけど、時計がもうひとつモノ足りないし、内容は8割だな」と辛口評価になったが、期待が大きいからこそ。その証拠に笑顔いっぱいに「次は良くなるよ」と力強くうなずいた。

 このあとは予定通り大晦日決戦へ。「まだまだ子どもだけど、これだけの勝ち方をしてくれるとうれしいね。楽しみな女の子だよ」と最後は目尻を下げた。

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