【神戸新聞杯】シュヴァルグラン産駒がJRA重賞初制覇へ 友道厩舎のメリオーレムが参戦

2024年09月19日 18:00

重賞初制覇を目指すメリオーレム(今年5月撮影、ユーザー提供:ごまさん)

 父に初タイトルを届けるか。シュヴァルグラン産駒のメリオーレム(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2200m)で重賞初制覇を狙う。

 メリオーレムは父シュヴァルグラン、母メリオーラ、母の父Starspangledbannerの血統。同じく友道厩舎の所属だった父は、古馬中長距離戦線で息長く活躍。17年のジャパンCではレイデオロやキタサンブラックを下し、GI馬の仲間入りを果たした。しかしながら、種牡馬としては苦戦傾向。これまでJRAで2世代、計76頭が走り、勝ち上がりは11頭のみ。メリオーレムを除く10頭は全て1勝馬となっている。また、JRA重賞は今年の函館2歳Sのカルプスペルシュ(5着)が唯一の参戦だから、やはり物足りなさが残る。

 現時点で父の代表産駒となるメリオーレムは、ここまで7戦3勝、2着2回、3着2回の複勝率100%。春はすみれSが3着、プリンシパルSが2着で日本ダービー出走を逃したが、前走の西部スポニチ賞で3勝目をゲット。賞金加算に成功し、ラスト1冠を視界に入れた。レースセンスが良く、どんな展開になっても力を発揮できるのが強みだ。

 父は5回目の重賞チャレンジだった4歳時の阪神大賞典で初タイトル獲得となったが、こちらは重賞初挑戦初制覇となるか。春の実績組を下し、菊の主役候補に名乗り出てほしい。

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