【アミールT】馬場コンディション不良で中止 競馬場を変更して翌日に順延 サトノグランツはスライド出走へ

2025年02月15日 20:44

サトノグランツ

 日本からサトノグランツ(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父サトノダイヤモンド)が、クリストフ・スミヨン騎手=ベルギー=で出走予定だった2月15日のアミールトロフィー・G3(カタール・アルライヤン競馬場=7R、芝2400メートル)は芝の馬場コンディション不良のため、翌日に順延されることが分かった。1R終了後に、この日の中止が決定。アルウクダ競馬場に替わり、100メートル短い芝2300メートルで行われる予定で、サトノグランツはそのまま出走する。

 友道調教師は「滑るような馬場で1Rで落馬などもあり、ジョッキーたちから乗らないという話があったようです。違う競馬場になりますが、ここ(アルライヤン)から馬運車で1時間ほどの距離のようで2300メートルになるとのことです」とコメントした。アミールTは当初、8頭立てで連覇を狙ったレベルスロマンス(セン7歳、英国・チャーリー・アップルビー厩舎、父ドバウィ厩舎)が出走予定だったが、陣営の判断でスクラッチ(取り消し)して翌日は出走しない可能性も示唆している。

 優勝賞金は142万5000ドル(約2億2379万円=JRAの2025年レート1ドル157・0245円で計算)で、サトノグランツは2年連続の出走。ゼッフィーロ(2着)、ノースブリッジ(4着)と日本調教馬3頭で挑んだ昨年は、2番手を追走して直線でしぶとく伸びて3着だった。以降は目黒記念で4着、京都大賞典で5着。今年初戦の日経新春杯も5着で、再びカタールでのレースに挑戦もアクシデントに見舞われた。

 この日3Rのドゥハーンスプリント・カタールG3(アルライヤン競馬場・芝1200メートル)も、中止で翌日に順延に。日本からはエコロジーク(牡3歳、栗東・森秀行厩舎、父トワリングキャンディ)が、団野大成騎手=栗東・斉藤崇史厩舎=で出走予定だった。

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