【弥生賞レース後コメント】ファウストラーゼン杉原誠人騎手ら

2025年03月09日 17:40

弥生賞を制したファウストラーゼン(c)netkeiba、撮影:下野雄規

 中山11Rの第62回弥生賞ディープインパクト記念(3歳GII・芝2000m)は7番人気ファウストラーゼン(杉原誠人騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分1秒3(稍重)。クビ差の2着に2番人気ヴィンセンシオ、さらにクビ差の3着に5番人気アロヒアリイが入った。

 ファウストラーゼンは栗東・西村真幸厩舎の3歳牡馬で、父モズアスコット、母ペイシャフェリス(母の父スペシャルウィーク)。通算成績は4戦2勝。

レース後のコメント

1着 ファウストラーゼン(杉原誠人騎手)
「作戦としては、前回が上手く行きましたし、今回も同じようにできればなと思っていました。ペースが緩んだところで、積極的に動いて行けて、この馬を信じて、最後まで持ち堪えてくれと思いながら乗っていました。
2コーナーに入ったところでだいぶ遅かったですし、ここにいても仕方がないと思っていたので、積極的に行けて良かったです。

 乗せてもらった中でも、すごく心肺能力の高い馬だなと思っていましたが、ヨーイドンとか瞬発力勝負になるのは分が悪いというのは分かっていました。そうならないように心掛けていました。

 頑張り屋さんで、長く良い脚を使ってくれますし、中山の舞台もすごく向いていると思います。とにかく無事に行ってほしいと思います」

(西村真幸調教師)
「(前走と同じような競馬になった事について)ゲートを練習していましたが、スタートに問題があって、練習では上手くいっていましたが、スタートが上手くいきませんでした。もしそうなったら、前回と同じようなパターンで、捲って行ってくれ、と話していました。

 中山でこの馬場で、後ろにいたのでは、勝ち負けにならないので。上手くいけば前目で、駄目なら出遅れたら、捲ってくれと。この馬に関しては、捲っていっても勝てると思わせるスタミナがあって、そこは自信がありました。Bプランですね。とにかく結果が出て良かったです」

2着 ヴィンセンシオ(C.ルメール騎手)
「良い競馬でした。今日はプラス10kgで、大きな馬にはこういう馬場は大変でしたが、このレベルのレースで良いパフォーマンスを見せてくれました。良いステップレースだったと思います」

3着 アロヒアリイ(横山和生騎手)
「レース前にこうなるかなという難しさは出ましたが、力は出し切れたと思います。荒削りな競馬をさせましたが、ここまで走ってくれました。これで良さと悪さが明確になりました。次のレースが楽しみです」

4着 ミュージアムマイル(幸英明騎手)
「直線での手ごたえは良かったです。しかし、最後は同じ脚になりました。今日は馬場が重く、良馬場の方が良かったです」

5着 ガンバルマン(原優介騎手)
「調教の時から良くなっていると感じて、密かに出走権を取れたらと思っていました。最後は伸びそうで伸び切れませんでした。折り合いはついて、距離は延びてもいいと思います。惜しかったです」

6着 アスクシュタイン(横山武史騎手)
「スタートは出ました。折り合いが難しく、前に壁を作りながら運びました。スローな流れからペースが速くなったところでついていけませんでした。成長に期待したいと思います」

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