6日、阪神競馬場で行われた4R・メイクデビュー阪神(2歳新馬、芝1800m)は、武豊騎手騎乗の2番人気{horse=2006103140:ロジユニヴァース}(牡2、美浦・萩原清厩舎)が、中団追走から直線に向いて伸びると、ゴール前急追した1番人気プロスアンドコンズを1/2馬身差抑えて優勝。この勝利が新種牡馬{horse=2000101426:ネオユニヴァース}産駒の中央・地方を通じた初勝利となった。勝ちタイムは1分49秒1(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には3番人気ロードジーニスが入った。
勝ったロジユニヴァースは、父ネオユニヴァース、母アコースティクス(その父Cape Cross)。叔父に今年の若葉S(OP)を勝ったノットアローン(牡3、栗東・橋口弘次郎厩舎)がいる血統。
同馬の父ネオユニヴァースは、父サンデーサイレンス、母ポインテッドパス(その父Kris)という血統。03年皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)を勝ちクラシック2冠を達成。宝塚記念(GI)ではその年の2冠馬としては異例の出走を果たすも4着、3冠達成のかかった菊花賞(GI)では3着に敗れた。翌04年、大阪杯(GII)を制し臨んだ天皇賞・春(GI)10着後に骨折と屈腱炎の発症が判明し、通算13戦7勝(重賞5勝)の成績で引退。現在は北海道安平町の社台スタリオンステーションで繋養されており、初年度は228頭に種付けして161頭が血統登録されている。