3歳未勝利に出走予定のジョワイユノエル(今年1月撮影、ユーザー提供:みかんばこさん)
「芝ダート二刀流のトップホース」
ガイアフォースの全妹となる
ジョワイユノエル(牝3、栗東・辻野泰之厩舎)が、日曜阪神6Rの3歳未勝利(牝・芝1800m)で初勝利を狙う。
ジョワイユノエルは父
キタサンブラック、母ナターレ、母の父クロフネの血統。母は川崎に所属し、11年の戸塚記念など重賞を5勝。そして全兄の
ガイアフォースは22年のセントライト記念を制し、24年のフェブラリーSで2着。芝ダートの二刀流で活躍し、今週の安田記念に出走予定となっている。母系を遡れば、01年のス
プリングSなど重賞2勝のアグネスゴールド、00年の弥生賞を制した
フサイチゼノン、ダート重賞を8勝した
リミットレスビッドなどの活躍馬がいる。
ここまで3戦0勝。デビュー戦は0秒9差の3着、2戦目は1秒6差の12着と物足りない内容だったが、ここで一息入れたことが正解だった。3カ月ぶりの実戦となった前走では0秒1差の3着に健闘。惜しくも勝利とはならなかったが、過去一番の走りで成長を印象付けた。今回は牝馬限定とあって、幾らかメンバーに恵まれた印象。偉大な兄に一歩でも近づくため、負けられない一戦となる。