「新馬戦」(7日、阪神)
1番人気の支持を受けた
チュウワカーネギー(牡2歳、父
モーリス、母デックドアウト、栗東・大久保)が今年の世代一番星に輝いた。好スタートを決めると、
スピードの違いでハナへ。前半3F38秒2の超スローペースでも折り合いを欠くことなく、鞍上と呼吸をピタリと合わせる。4角から徐々にピッチを上げ、直線に向くとグンと加速。ラスト3Fを33秒2でまとめて押し切った。
レースの上がりは、阪神芝1600メートル戦の新馬戦史上最速タイ。エスコートした北村友は「個人的に期待していた馬。こうした力のある馬の依頼を頂けて、しっかり結果を出さなければいけないと思っていました。期待通りの走りをしてくれましたし、すごく楽しみです」と笑顔。大久保師も「もう少し長い距離も走れると思います。まだまだ伸びる馬だと思うので、成長を止めないように大事に行きたいと思います」と将来性を評価した。