6月21日の東京5R・2歳新馬戦(芝1800メートル)でデビュー予定のモノポリオ(牡2歳、美浦・森一誠厩舎、父リアルスティール)は、12日に美浦・Wコースで1週前追い切りを行った。併せ馬で6ハロン83秒2―65秒5―11秒5の好時計をマーク。素軽くスピードあふれる動きで素質の高さをうかがわせる。森一調教師も「すごく走りに軽さがあって、バネがあります。芝の中距離くらいで来年の春を目指していけますね。(精神的に)難しいところもないです」と声をはずませた。

　ミスエルテ(16年ファンタジーS)、ミアネーロ(24年フラワーC)、ショウナンザナドゥ(25年報知杯フィリーズレビュー)と姉には重賞勝ち馬がズラリ。開業2年目で桜花賞(エンブロイダリー)を制した森一厩舎から、また大物が誕生するか。