小倉記念を目指すディープモンスター(写真奥、撮影:井内利彰)
7月20日(日)に小倉競馬場、芝2000mで行われるサマー2000シリーズの小倉記念。ここに出走を予定している
ディープモンスター(栗東・池江泰寿厩舎)が今朝10日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWへ北村友一騎手を背に入場。
メディテラニアンを追走する形で、6F標識を通過したところのラップが15秒台だったが、これじゃあ遅いとばかりに馬は行きたがる素振りを見せていた。それをうまくなだめながらの追走だったが、前半が大きなちぐはぐラップになっているのは、この部分があったからだろう。
我慢して速くなってを繰り返しながら最後の直線に向いたので、あまり余力はないかなと思って見ていたが、そんなことは杞憂。しっかりと加速して、ゴール前ではきっちり1馬身は先着する形で余力あるフィニッシュとなった。
時計は6F80.0〜5F64.8〜4F51.0〜3F35.8〜2F22.3〜1F11.0秒。時計的には文句なし。昨年の小倉記念で3着しているように夏場は調子を上げるタイプなのかも知れないし、実際の動きを見ているとそれを感じる。
(取材・文:井内利彰)