23年の牝馬三冠を制したリバティアイランドの半妹となるコニーアイランド(牝2、栗東・中内田充正厩舎)が、土曜中京2Rの2歳新馬(牝・芝1600m)でデビュー勝ちを狙う。

　コニーアイランドは父コントレイル、母ヤンキーローズ、母の父All Americanの血統。父は20年に牡馬三冠を制するなど、GIを5勝した名馬。一方の母も豪G1を2勝した名牝だ。そして半姉のリバティアイランドは22年の阪神JF、23年の桜花賞、オークス、秋華賞の覇者。馬名の意味由来は「ニューヨークの地区名」。サンデーサラブレッドクラブにおいて総額1億円で募集された。

　偉大な姉と同じ中内田厩舎に所属し、ここまで入念に乗り込まれてきた。30日の坂路最終追いは4Fこそ54秒4と平均的だったが、ラスト1Fは圧巻の12秒0。血統も含めて考えれば、相当な能力を秘めていると予想できる。もちろん、姉の主戦を務めた川田将雅騎手とのタッグ。来春のクラシックに向けて、ここは通過点にしてほしい一戦となる。