納屋橋特別2025に出走予定のディアナザール(撮影:下野雄規)
重賞2勝の
ドナウブルーの8番仔となる
ディアナザール(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)が、日曜中京8Rの納屋橋特別(3歳上・2勝クラス・芝1600m)で待望の復帰戦を迎える。
ディアナザールは父
ロードカナロア、母ドナウブルー、母の父ディープインパクトの血統。母はディープインパクトの初年度産駒で、12年の京都牝馬Sと関屋記念の覇者。半兄の
イシュトヴァーン、半姉の
ドナウデルタもオープンまで出世している。そして叔母の
ジェンティルドンナは史上4頭目の三冠牝馬。他にも12年と13年の
ジャパンC、14年のドバイシーマクラシックと有馬記念を制している。
ここまで3戦2勝。24年7月に新潟でデビュー勝ち。続く萩Sは
テリオスララの2着だったが、前走のベゴニア賞で2勝目を手にした。その後に長期休養を強いられたため、今回は8カ月ぶりの実戦。それだけに楽ではないだろうが、地力でカバーできるか。何はともあれ、良血馬の再始動に要注目となる。