川田将雅騎手騎乗のロードラヴォール(左)がレコードタイムで逃げ切り勝ち。 (右は2着のサトノアイボリー) (カメラ・高橋 由二)
10月11日の京都8R・紫菊賞(芝2000メートル=7頭立て)は、川田将雅騎手が乗った1番人気
ロードラヴォール(牡2歳、栗東・中内田充正厩舎、父
エピファネイア)が終始競り合いながらも、押し切って2連勝。首差の2着は3番人気
サトノアイボリー(団野大成騎手)。2馬身半差の3着に4番人気の
ユメシルベ(柴田大知騎手)が入った。勝ちタイムは1分59秒3(良)のレコードタイム。
道中ではずっと他馬と競り合う形になり、息の入らない流れに。それでも押し切ってみせたが、課題の残るレースとなった。川田騎手は「ただ、暴走しただけですので。性格の難しさが、前面に出ているので、その辺の成長が必要ですね」と振り返った。
中内田調教師は「理想的な展開になりませんでしたが、これも競馬です。人馬とも頑張ってくれて、絞り出してくれました」とコメントした。