ルメール騎手騎乗で、CWコースで負荷を掛けられたエネルジコ(左)(カメラ・高橋 由二)
◆第86回菊花賞・G1(10月26日、京都・芝3000メートル)1週前追い切り=16日、栗東トレセン
栗東滞在で調整している
エネルジコ(牡3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父
ドゥラメンテ)が、1週前追い切りを消化した。CWコースで
メイショウヨゾラ(4歳2勝クラス)を2馬身半追走。シャープな脚さばきを見せ、直線で並びかけてから併入した。6ハロン81秒8―11秒1と上々の伸び。騎乗したクリストフ・ルメール騎手は「良かったです。元気いっぱい。走り方も良かった」と笑顔を見せた。
23年
ドゥレッツァ、24年
アーバンシック菊花賞を連覇中(16年
サトノダイヤモンド、18年
フィエールマンでも勝利)の同騎手は「3000メートルはいいと思う。今回はチャンス。スタミナはありそう」と適性に自信。「心臓がいいね。メンタルもすごくて、ファイトする」と精神面の強さもたたえる。これまで多くの名馬を自動車に例えてきたが、
エネルジコについては「SUVっぽい。4輪駆動ですね」と評価した。