岩城博俊調教師「好きなことができて幸せ」

2009年02月28日 18:01

 28日の中山競馬にて、同日付で引退する調教師が最後のレースを終えた。

 岩城博俊調教師(56)、大和田稔調教師(66)、沢峰次調教師(63)はいずれも最終日を未勝利で終えている。

 岩城博俊(いわき ひろとし)調教師は76年に騎手としてデビュー。1023戦68勝の成績を残して95年に調教師免許を取得した。JRA重賞はアロハドリームで制した97年中京記念(GIII)、函館記念(GIII)の2勝。通算成績はJRA2196戦55勝、地方144戦6勝。

 大和田稔(おおわだ みのる)調教師は59年に騎手としてデビュー。2464戦316勝の成績を残して77年に調教師免許を取得した。これまでの主な管理馬にペガサス(新潟3歳S-GIII、福島記念-GIII)、ミスターブランディ(福島記念-GIII・2勝、関屋記念-GIII)などがおり、JRA重賞は10勝。通算成績はJRA5483戦400勝、地方119戦4勝。

 沢峰次(さわ みねつぐ)調教師は64年に騎手としてデビュー。1020戦127勝の成績を残し、調教助手を経て84年に調教師免許を取得した。JRA重賞はダイナコスモスで制した86年皐月賞(GI)、ラジオたんぱ賞(GIII)の2勝。通算成績はJRA3689戦200勝、地方13戦0勝。

【岩城博俊調教師のコメント】
「好きなことができて幸せでしたが、どこかで区切りをつけようと思いました。経営者として果たせなかった夢は、今後違う形で達成できるように頑張りたいと思います。ありがとうございました」

【大和田稔調教師のコメント】
「馬主さんやスタッフに支えられ、長いことやってこられたと思っております。また、競馬はファンあってのものですが、そうしたファンの方々にも支えていただきました。ありがとうございました」

【沢峰次調教師のコメント】
「最後は3着でしたが、馬もよく頑張ってくれました。長い調教師生活では、楽しい時やつらい時、いろいろありました。思い出は数え上げればきりがありませんが、クラシックを勝てたことがいい思い出です。馬主さんやスタッフに感謝しています」

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