29日、82年の菊花賞馬ホリスキーが、繋養先の北海道・アロースタッドで心不全により死亡した。24歳だった。
同馬は79年4月13日生まれで栃木県・なべかけ牧場産。父マルゼンスキー、母オキノバンダという血統。82年の菊花賞を制し、父の後継馬として85年に種牡馬入り。シンホリスキー(きさらぎ賞、スプリングS)、ユキノサンライズ(中山記念)、ロンシャンボーイ(高松宮杯)、ストロングカイザー(セントライト記念)、ラガーチャンピオン(セントライト記念)と計5頭のJRA重賞勝ち馬を輩出し、父内国産のトップサイアーの1頭として活躍してきたが、高齢による体力の低下が著しいため、24歳を迎えた今年10月に種牡馬引退が発表されたばかりだった。