ダート王ビッグロマンス、芝も対応OK/共同通信杯

2011年02月09日 12:01

 ダートに転戦したデビュー2戦目の未勝利戦完勝を皮切りに、{horse=2008104881:ビッグロマンス}は4戦3勝、2着1回と、ほぼパーフェクトの戦績で、統一GIの全日本2歳優駿を制覇。一気に世代のダート王者にまで駆け上がった。

 明け3歳のダート上級戦は番組が限られており、そのひとつとなる次週のオープン特別・ヒヤシンスSに出走すれば58キロの酷量を背負わされる。ドバイ遠征も視野に入れながら、熟考を重ねた陣営が選択したのは芝レースへの転戦だった。

 芝レースへの出走は新馬戦5着以来。「本当に馬に実が入ってしっかりしたのは2走前の北海道2歳優駿の直前ぐらいから。新馬当時よりも間違いなく対応できるはず」と河野師は言葉に力を込める。

 美浦Wで一杯に追われた1週前追い切りでは、大きく先行した格下馬にきっちりと先着。またがった田中勝も「いい感じだったよ」と好感触をつかんでいる。もちろんこの相手に好走すれば、当面の照準はクラシックに絞られる。いまだに勢力図がはっきりとしない牡馬戦線に、砂のチャンピオンが殴り込みをかけるか。

提供:デイリースポーツ

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