17日、01年青葉賞(G2)を制したルゼル(牡6、美浦・田村康仁厩舎)が現役を引退することになった。今後は、門別・ディアレストクラブで乗馬になる予定。
ルゼルは、父Zafonic(その父Gone West)、母Schezerade(その父Tom Rolfe)という血統の外国産馬。01年1月のデビューから2連勝後、すみれS(OP)2着、毎日杯(G3)4着と惜敗が続くが、青葉賞(G2)を逃げ切りで快勝。管理する田村康仁調教師と共に初重賞制覇となった。その後日本ダービー(G1)に出走するも14着に敗れ、故障により長期休養に入り、今年のAJCC(G2)で約2年8ヶ月ぶりに復帰を果たすも8着に敗れ、ダイヤモンドS(G3)でも8着、12日の札幌日経オープン(OP、10着)が最後のレースとなった。通算成績は9戦3勝(うち重賞1勝)。