鮮やかな逃走劇を演じて、5番人気のイルミナティ(牝、父メイショウサムソン、美浦・菊川)が後続を完封。前半5Fを66秒0のスローペースに持ち込むと、直線では前半の貯金を利して二枚腰を発揮した。勝ちタイムは2分4秒8。3/4馬身差の2着は中団から早めに動いた1番人気のスーパーマダム、さらに4馬身差の3着には3番人気のフォーナインキングが入った。
メイショウサムソン産駒はJRA初勝利。江田照は「切れる脚はないけど、並ばれてからがしぶとかった」と父のようなレースぶりに感心する。菊川師は「スタミナは豊富」と、樫の舞台へと思いをはせた。
提供:デイリースポーツ