2日、27日に中京競馬場で行われる高松宮記念(G1・芝1200m)に選出されていたピコセントラル Pico Central(牡6、米・H.ロボ厩舎)が、同レースを回避することが分かった。同じく選出されていたアシュダウンエクスプレス Ashdown Express(セン6、英・C.ウォール厩舎)もすでに出走辞退を表明しており、これで高松宮記念の外国馬の出走は無くなった。
ピコセントラルは、父Spend a Buck、母Sheila Purple(その父Purple Mountain)という血統のブラジル産馬。03-04年度のブラジル年度代表馬に輝き、04年に米国に移籍。移籍後2戦目のサンカルロスH(米G2)で移籍後初勝利を挙げると、その後もメトロポリタンH、カーターH、ヴォスバーグS(共に米G1)を制すなど、04年度のワールド・サラブレッド・レースホース・ランキングでは9位にランクされた。通算成績15戦9勝。
同レースは01年から国際競走となっているが、参戦した外国馬は03年のディスタービングザピース(13着)、エコーエディ(17着)の2頭となっている。