岡部幸雄騎手が引退へ

2005年03月09日 16:57

 9日、JRA史上最多の2943勝を記録している岡部幸雄騎手(56、美浦・フリー)の引退が濃厚となった。10日に記者会見を行う予定。

 同騎手は67年3月4日、東京競馬場でヨネノハナに騎乗してデビュー(3着)。同年5月5日にミスコロナに騎乗して初勝利を挙げた。翌年にはハクセツで牝馬東タイ杯を制して重賞初制覇。その後も中央競馬のトップ騎手として君臨し続け、重賞165勝。G1・31勝(84年にグレード制が導入されてから)を挙げている。その中には、84年に3冠を達成したシンボリルドルフ(牡23、父パーソロン)、史上初のジャパンC(G1)親子制覇を達成したトウカイテイオー(牡17、父シンボリルドルフ)、93年菊花賞(G1)を制したビワハヤヒデ(牡15、父シャルード)、ジャックルマロワ賞(仏G1)を含むG1・5勝のタイキシャトル(牡11、父Devil's Bag)などがいる。今年は95回騎乗し、ダイワインディアナ(牡4、美浦・増沢末夫厩舎)で制した初茜賞(1000万下)を含む3勝を挙げていたが、体調不良により、2月20日の甲斐駒特別(1000万下)に騎乗(11着)して以来、騎乗を取り止めていた。JRA通算18646回騎乗、2943勝(05年3月9日現在)。

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