エイシンブルズアイの野中師は笑みを浮かべ「いい動きでしたね」/シルクロードS

2015年01月29日 12:00

栗東坂路でシャープな伸びを披露したエイシンブルズアイ

 予想を超える進化に、鞍上は驚きを隠せなかった。エイシンブルズアイは、昨夏のキーンランドC5着以来のコンビとなる秋山を背に栗東坂路で最終デモを敢行した。鋭い伸びを見せて、4F53秒5-38秒8-12秒4を計時。本格化をアピールした。

「いい動きでしたね。すごい躍動感がありましたし、活発に動けていましたから。何も問題ありませんよ」と見守った野中師は笑みを浮かべ、合格点を与えた。中2週ということもあり、全体時計は抑えめだったが、先行させたトウカイビジョン(5歳1000万下)をきっちりとらえて併入した。

「もうちょっと馬の後ろで我慢させたかったんですが、すごい行きっぷりで」と秋山。行き脚がつくと、抑え切れない手応えで、すぐに併走馬をかわしにかかった。旺盛な前進気勢は、以前の姿からは想像できないものだった。

 もっとも、指揮官にとっては、想定内。「秋山はビックリしていたね。前はマイルを持たせるための調教をしていたけど、今は短距離の調教をしていて、前向きになっているから」と説明する。全てはスプリンターとして頂点を極めるため。「本当に良くなるのは秋だろうけど、チャンスが巡ってきているのだから、狙っていかないとね」と高松宮記念(3月29日・中京、芝1200m)制覇を視界に入れる野中師。まずはここで重賞初Vを飾って、短距離王の座をグッと引き寄せる。

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