「2歳新馬」(福島6R・ダート1150m)
センスと根性が光った。6番人気の
レディエントブルー(牝、父
バトルプラン、美浦・尾形和)がゴール前の接戦を制してデビュー勝ちを決めた。道中は中団のイン。直線に入ってひるまずに馬群をさばいて加速すると、残り100mからは2番人気の
タイガーヴォーグ(2着)と内外分かれての末脚比べに。わずかに頭差前に出てゴールラインを駆け抜けた。勝ちタイムは1分11秒3。さらに1馬身1/4差の3着は好位からいったんは抜け出した4番人気の
グラスウォリアー。1番人気の
タマモシルクハットは中団から後退して13着に敗れた。
「最初は周りに気を使っていたけど、進路ができてからはいい伸びでしたね。操縦性の高さが生きました」と北村宏は汗をぬぐう。今後もダート路線を進む予定だ。