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ラトラース(6日・竹村)
母に12年阪神JF優勝馬
ローブティサージュを持つ
ラトラース(牡2歳、栗東・中内田、父
キズナ)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。素軽いフットワークで前向きな走り。直線は鞍上の仕掛けに力強く反応し1F11秒2をマークした。血統的にも早い時期から活躍が可能な背景を持っており、まずはデビュー戦でどんなパフォーマンスを見せるか。
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ドゥアムール(6日・浜口)
ドゥアムール(牝2歳、栗東・中竹、父
ロードカナロア、母ルシュクル)の半兄
ビアンフェ、半姉
ブランボヌールはいずれも函館2歳Sの勝ち馬。同じ道をたどるべく、妹も徐々に調教のピッチが上がってきた。函館での初時計となったこの日はWで5F71秒7-13秒2を馬なりで記録。精神的に落ち着いたタイプで、きょうだいとは少し異なる印象ながら、手先の軽い走りは良血ならではだ。素材としてはいいものを持っている。
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マディソンガール(6日・城谷)
この日、3歳馬と併せて軽くゲートから出したのが
マディソンガール(牝2歳、栗東・中内田、父
キズナ、母ヤンキーローズ)。
リバティアイランドの半妹だ。ゴムまりのような姉の馬体と比べるとスリムに映るが、この血統ならではの柔らかい動き…随所にセンスの良さが感じられる。まだ入厩したばかりでローテなどは未定ながら、そのうち話題になることは間違いない。
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イスキオス(6日・森元)
叔父に昨年の皐月賞馬
ソールオリエンスを持つ
イスキオス(牡2歳、美浦・栗田、父
キタサンブラック、母アルベルティーヌ)がこの日、美浦Wで5F67秒0-11秒6を馬なりでマーク。併せた年長馬を手応えで圧倒と上々の動きを見せた。資質は高そうで、今後の成長が楽しみな一頭だ。
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ファイアンクランツ(6日・石渡)
ドゥラメンテ産駒の
ファイアンクランツ(牡2歳、美浦・堀、母カラフルブラッサム)は、ダート戦へ転じて6戦5勝、2着1回と快進撃を描いている
コスタノヴァの異父弟。この日は美浦坂路を17-18秒台と軽めのキャンターで駆け上がった。まだ全体的な緩さこそ残っているものの、力感十分のフットワークが好印象だ。
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